ジャングルカンファレンスのルール

前提

・「病態解釈」のカンファレンスである(現実の実践は自らの責任で)
・現代医療への理解(基礎知識と最新情報)
・相対主義(自信と協調):治療家としての確固たる意見と、他の療法士への理解と尊敬

ルール

・「~~分野では、~~と考えます」
・「私の考えでは~~です」
・相対主義を基本姿勢とする。
・自分の立場(CAMなど)では、なるべく(どのような所見)があるので、(どういう状態)が考えられる、という形式をとるようにする。
・「~~だから~~だ」という打ち負かし型にはしない。
・例外的に現代医療的観点での討論を行う場合は、討論のための診断に陥らないように、治療方針の変更をもたらす時のみ、診断について議論する。つまり、診断が変わると治療が決定的に変わる時。
・いずれにせよ方針が大きく変わらないような討論に深入りしない。
・学問のためのカンファレンスではない。臨床実践のため!
・背景となる「統合医療」観が重要
・いわゆる「エビデンス」のみでの体系構築はムリ(EBMの真の意味を理解することが重要)
・理論的には唯一の方針(正解)を出しても、そこから外れるクライアントが必ず出ることを理解する。(そこには更なるAlternativeを生むだけ)
・「プラグマティズム」への理解